矯正治療について
BOSCOが
大切にしていること

1

矯正治療のメリットって何?

かみ合わせは
暮らしを変える

歯ならびが良くなれば様々なメリットがあります。食べ物をよく「かめる」ようになったり、滑舌がよくなったり、表情の変化にもつながります。また、歯みがきがしやすくなることで、むし歯や歯周病のリスクを軽減することもできます。見た目の美しさだけでなく、暮らしを変えるメリットがあります。

2

表情が変わるって本当?

歯ならびの変化で
表情も変わる

「口元が出ている」「顎がない」「口が閉じられない」という相談に来られる患者さんが多くいます。矯正治療とは歯をただ並べるだけではなく、口が閉じやすい位置に前歯を配置し、自然に鼻呼吸ができる美しい横顔を目指す治療でもあるのです。悩みの解消は、気持ちが前向きになり「表情」もより豊かになります。

3

治療はみんな同じなの?

矯正治療のゴールは
人の数だけある

来院いただき、「歯ならびをキレイにしましょう」というだけで治療はスタートしません。今の歯ならびやかみ合わせの状態を知って頂き、矯正治療の「ゴール」を決めるところから始まります。矯正治療には時間も必要。私たちと患者さんが自然体で信頼関係をもってゴールを目指すことが大切だと考えています。

4

「矯正相談」って何ですか?

打ち明けてくれることは嬉しいこと

歯や口元の悩みはもちろん、お子さんの食べ方や、話し方の心配、将来についての健康面での不安など、なんでも構いません。歯の状態のことや、将来についての考え方など、じっくり話し合いましょう。目指すゴールがいっしょになってから治療は始まります。

5

こどもの治療は何歳からできるの?
おとなの治療は遅くはない?

治療開始の適正な時期は
個人差があります

こどもは何歳から治療ができると断言できるものではなく、永久歯の生え変わりやかみ合わせによって治療開始の時期が決まります。また、おとなの治療も歯と歯周組織が健康であれば、矯正治療は開始することができます。

6

矯正治療の期間や費用は
どうすればわかるの?

まずは相談と精密検査から始まります

矯正治療を検討している方の年齢や歯ならび、かみ合わせによって治療の内容も異なり、開始の時期や費用もそれぞれ違います。まずは、矯正相談と精密検査で自分のお口の中の状態を知って頂き、期間や費用を含めた治療プランをお伝えします。

7

デメリットってあるの?

不安の元は全て解消してから

矯正装置を装着した時の違和感や歯が動く痛みなどデメリットと感じることもあります。また、歯根吸収やブラックトライアングルなどのリスクもゼロではありません。そういったデメリットやリスクを共有し、納得してから治療へお進み頂きます。

     

矯正歯科治療におけるリスクや副作用

     

矯正治療を始める患者さんに知っておいて欲しいこと

      すべての医療と同様に矯正治療にもリスクや副作用があります。
当院では矯正治療のリスクを知っていただいた上で治療をスタートします。

1/ 痛み

矯正治療により歯を動かすため、痛みを感じることがあります。とくに装置装着後やワイヤーを交換した後は痛みを感じることが多いですが、数日間で慣れてきます。

2/ むし歯・歯周病

治療中は矯正装置により歯を磨きにくくなるため、むし歯や歯周病のリスクが高くなります。 ご自身で丁寧に磨いたり、 定期的にメンテナンスを受けたりすることが重要です。

3/ 歯肉退縮・ブラックトライアングル

歯を動かすことにより、歯ぐきがやせて下がることがあります。また、歯の形にもよりますが、重なっていた歯がきれいに並んでくると、歯ぐきと両隣の歯との間に三角形の隙間(ブラックトライアングル)ができることがあります。

4/ 歯根吸収

歯を動かすことにより、歯根が吸収して短くなることがあります。

5/ 歯髄壊死

歯を動かすことにより、ごくまれに神経が障害を受けて壊死することがあります。

6/ 顎関節症

矯正治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。

7/ 後戻り

矯正治療後、歯は元の位置に戻ろうとする傾向があります。そのため、装置撤去後にリテーナー (保定装置)で後戻りを最小限に抑えます。リテーナーを使用しても、顎の成長異常・歯周病・舌や口唇の癖・口呼吸や歯ぎしりなどにより後戻りが生じることがあります。

8/ その他

歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性もあります。また、装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。